期日 平成28年1月14日(木)

場所 千葉県教育会館 本館203会議室

 

講義 「見やすく、読まれる広報紙・誌の作り方」

 

講師 千葉日報社 元取締役総務局長 米澤 佳弘 氏

1.わかりやすく・読みやすい記事の書き方

 

記者ハンドブックを使って誤字誤用をなくすこと、不要な語を避け官庁用語をあらためる等、記事に使う言葉の選び方、また、起承転結ではなく結論を最初に出し、補足1補足2と書き進め、下から削っていく「記事の逆三角形」がニュース文体の基本 であることのお話をいただきました。

2.見出しは読ませるためのポイント

 

見出しは記事の核心を見い出し、必要最低限の字数で表現したもの。種類として「柱見出し」や「内容見出し」があり、見出しの省略法や見出しの型、字数についてのお話をいただきました。

 

3.紙・誌面レイアウトの基本

 

読みやすく、きれいで、バランスがよいことがレイアウトの目的となる。視線の流れにあったレイアウトとして、紙面をXのライン見出しや写真を掲示するX型や下部に広告等が入るY型等がある。また、紙面の禁止事項の一例として、見出しの直列・並列、泣き別れ(両切れ)等を紙面の具体例とともに提示していただきました。

以上のような広報紙(誌)作成上の基本や注意事項について講義をいただきました。